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 「ヤクザは排除すべきだという世の中になっているけど、そもそもヤクザとはどんな人たちなのか」。一人の報道記者の問いかけが出発点となった映画「ヤクザと憲法」が、13日から大阪市淀川区の第七芸術劇場で公開される。大阪の暴力団に密着し、その日常を追っている。

 監督は東海テレビ(名古屋市)の記者、土方宏史。初監督作「ホームレス理事長 退学球児再生計画」では、高校中退の球児たちの野球チームを闇金にまで手を出して守るNPO法人の理事長や、体罰をふるう監督を映して物議をかもした。

 その後、土方は愛知県警の取材担当になり、暴力団対策法や暴力団排除条例の施行後、ヤクザを取り巻く環境が一変したことに興味を持った。同テレビの阿武野勝彦プロデューサーは「テレビがヤクザをとりあげること自体が異例。誰からも共感されないのではと考えた。だけど取材にタブーを設けるべきではないと決意した」と語る。

 ツテをたどり、大阪の暴力団・二代目清勇会を取材した。川口和秀会長は「謝礼金は払わない。収録テープなどは事前に見せない。モザイクは原則かけない」という取材条件を承諾した。

 取材班は100日にわたり密着…

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