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 糖尿病の治療に、管理栄養士による栄養指導は付きもの。でも、カロリー計算などに使う「食品交換表」とにらめっこしながら説明を受けるのはうんざり――。そんな患者の声に応え、松山市の糖尿病専門クリニックが院内にキッチンを作り、診察の待ち時間を使って調理実習をする試みに取り組んでいる。

 昨年12月中旬、同市中心街にある「やました糖尿病内科」(一番町2丁目)。採血などの検査を終えた40代の男性患者が、エプロンを着けてキッチンに立っていた。調理実習に参加するのはこの日が初めて。管理栄養士の善家絵理子さん(40)に教えてもらいながら、豆腐を使って糖質を抑えたきな粉の蒸しパンに挑戦した。

●「改善メニュー」を実習

 ボウルに豆腐や卵、低カロリー甘味料、きな粉などの材料を入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。3分半、レンジで温めれば出来上がり。普段、料理は全くしないという男性も、包丁いらずのレシピに「これくらいだったらできそう」。その後、看護師から体重や血糖値の検査結果を聞きながら、蒸しパンを試食した。

 メニューは野菜料理を中心に、検査結果が出るまでの10~15分でできる一品だ。白菜の塩昆布あえや高野豆腐のから揚げなどが人気という。調理中、善家さんは「食事の量は?」「飲み会は多い?」などと近況を尋ねる。「会話の中から患者さんの生活が見えてくるので、その人に合わせたメニューを提案できる。試食はたくさんかんで食べる訓練にもなります」

 この調理実習「ちょこっと料理…

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