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 77歳になる母親が、朝夕の冷え込みが厳しくなるにつれて、ひざの痛みがひどくなってきたと嘆いています。同じ痛みに困っている高齢の母親がいる友人に相談すると、「最近では痛みが出るまえに予防するのが主流よ」と教えてくれました。どうすればいいでしょうか。

 「ひざの駆け込み寺」として全国から患者がやってくる関町病院(東京都練馬区)の整形外科医、丸山公(こう)院長(62)は「年だからある程度の痛みはしょうがない」という考え方がいちばん問題だと指摘する。

 丸山さんによると、基本的にひざの痛みは軟骨の摩耗や消失、それによる骨同士のこすれ合いや変形で起こり、ひどくなると「変形性ひざ関節症」につながる。その原因となるのは、①加齢②運動不足③過度な運動④肥満⑤姿勢――などだ。

 「だれでも、いつでも、簡単にできる」と薦めるのが歩き方での予防だ。正しい歩き方を習慣づけるだけで痛みを防げる。

 大事なのは足を前に振り出したときに、ひざが伸びていること。ひざを曲げたまま歩くと一定の部分だけに力が加わり、ひざの皿(膝蓋骨(しつがいこつ))に影響が出てくる。そして、おしりにある筋肉の「大臀筋(だいでんきん)」を鍛えるため、かかとから着地し、つま先でしっかりと蹴り出す。さらに、太ももの内側の筋肉「内転筋」を強化するために、足の裏の内側に体重がかかるように歩くといいという。

 丸山さんは「私も足の裏の内側の線、ひざの内側を意識し、腹筋を引き上げるようにして歩いています」と話す。

 ひざの故障がすぐさま選手生命に直結するトップアスリートたちは、準備体操、筋トレ、十分な休息などは当然として、最近は練習前後に取るサプリメントに気を使っている。

 2015年度、関東大学サッカ…

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