[PR]

 国内6800万人以上が利用する無料通信アプリ「LINE(ライン)」。言葉のやり取りだけでなく、心持ちの表現やあいさつ代わりにイラストを送るスタンプ機能が若者に人気だ。そんななか、おじいちゃんが手がけた一風変わったスタンプが話題になっている。

 「まずいよ脱脂粉乳 たのしい給食」。机に並んで食事をする子どもたちには、いまいち愛嬌(あいきょう)がない。テレビの前でくつろぐおじいちゃんのイラストには「月賦でテレビ買ったよ」。

 茨城県ひたちなか市田彦の田澤誠司さん(72)のスタンプは、かわいい絵柄があふれる他のものと一線を画す。言葉が古いし、イラストにつかみどころがない。そもそも、使いどころがわからない。

 日立製作所の元社員。全国各地で電気設備の取り付けに従事するかたわら、52歳で買ったパソコンの表計算ソフト「エクセル」でイラストを描き始めた。退職後、家族や有名人の似顔絵を描いていた一昨年10月、孫娘(25)に「スタンプをつくってみたら」と勧められた。

 スマートフォンも持っておらず、LINEも知らないところから始まった。手始めに、仕事の経験から工事現場の安全啓発を狙った「安全太郎君」。ふたの開いたマンホールから出る不気味な煙に作業員の困った顔。「あれ~ガスだ」。次いで出したのが「団塊の世代」。戦後まもない小学生時代。楽しみだった給食で出された脱脂粉乳のまずさ。テレビを割賦で買う時代だった。

 スタンプは40パターンのイラ…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら