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 40年にわたって計4千点以上の書籍を世に送り出してきた松本市の郷土出版社が、今月末で閉業する。本が売れない全国的な出版不況の中、地方出版社の枠を超えて生き残り策を模索してきたが、売り上げはピーク時の4分の1に低迷。良質の活字文化を発信し続けてきた歴史に幕を下ろす。

 「本の売り上げだけで成り立っている小さな出版社は全国を探しても、もうほとんどないと思う」。神津(こうづ)良子(よしこ)社長(67)は出版不況の厳しさを、そう語る。取次会社を通さず、街の書店と直接やり取りしてきた。その書店が減り続け、若者の本離れも加速の一途だ。

 「会社をこのまま続けて倒産すれば、多くの方に迷惑をかける。そんな最悪の事態は避けようと、閉業を決めた。『郷土出版社』の名を汚したくなかった」

 創業は1975年7月。「地域…

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