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民主党の野田佳彦前首相

 「私なんかが(質問に)立っていいのかな」という思いも持っていたが、(2012年の党首討論で衆院解散と引き換えに、安倍晋三首相と約束した議員の)定数削減が膠着(こうちゃく)状態のまま4年間が経ってしまった。失った仲間もいっぱいいる中で、落とし前をつけないといけない時期だったので、その役割は最大限、果たしていきたいと思った。

 13年の通常国会で合意に基づいて結論を出せなかったということは残念ながらウソをついたこと。(安倍氏は)それをもっと恥じて欲しい。開き直った答弁が多かったが、反省の弁がなく、責任感がないなと痛感した。安倍さんは汚名返上のラストチャンスだ。しっかり(衆院議長の諮問機関の)答申通り、きちっと法案づくりにいけるようにやってもらいたい。

 (当初の自民案より10削減の時期を前倒しすると表明したことも)できるんだったら、最初からやれって。何となく見え透いているんですよ。あまりにも自民党が後ろ向きだったことを普通の政党並みにしただけのことじゃないですか。サプライズでも何でもないですよ。「どや顔で言うな」と思いますよ。

 残念ながら時間がなくてやれませんでしたが、本当は軽減税率の話も(質疑で)やりたかった。総合合算制度をやめて、大間のマグロや霜降り和牛を買う人たちの分も軽減される財源に行くんでしょ? 本末転倒で社会保障と税の一体改革の意味がわかっていない。しかも6千億円の財源の手当てをやらない。選挙が終わってからでしょ。「next election」(次の選挙)しか考えていないということも含めて、言いたいことはいっぱいある。(衆院予算委員会で安倍晋三首相への質問後、記者団に)