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 沖縄出身の大学生たちが自主制作した映画「人魚に会える日。」が3日、東京・渋谷の劇場「ユーロライブ」で公開された。地元・那覇市では先月下旬に封切られ、大阪、名古屋でも順次上映される。基地問題に戸惑う若者たちの姿を描いた作品だ。

 映画の舞台は架空の地名「辺野座」。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題をモチーフにした。この海に生息するとされるジュゴンをめぐり、基地問題を身近に考えてこなかった高校生や教師、雑誌記者らを中心に物語が展開する。

 監督は沖縄県沖縄市出身の仲村颯悟(りゅうご)さん(20)。13歳で撮った映画「やぎの冒険」が海外の映画祭に招かれるなど注目された。だが趣味のつもりで作った作品が批評にさらされることに重圧を感じ、その後は制作から遠ざかっていた。

 転機は2014年春。慶応大に進学して神奈川県に移り住んだが、周りから「沖縄大好き」と言われるたび違和感を持ったという。6月23日の「慰霊の日」が県外では普段と変わらない一日であることにもショックを受けた。「県外の人は、沖縄の一面しか知らない。自分にできるのは、僕らの中の『沖縄』の姿を映画で伝えることだ」

 友人らに声を掛け、仲間を集め…

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