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 バラエティー番組で活躍するモデルの栗原類(21)。パリ・メンズコレクションでヨウジヤマモトのランウェーを歩いて4シーズン目になる。今回は、ある出会いから、急きょウミット・ベナンのショーにも出演することに。ファッションの聖地はドラマチックなチャンスをつかめる場所でもある。

 小学生の頃から雑誌や広告などで活動を始め、「モデル業は僕の原点」という栗原。2年前からメンズ期間の1月と6月は国内の仕事は受けず、パリに通う。期間中は短期賃貸マンションに住み、ブランドのオーディションを受けながら、勉強のため出演しないブランドのショーも数多く見学する。

 東京コレクションにも出演してきたが、3年前にパリでヨウジのレディースのショーを見て感激。自身もパリ・メンズのショーに挑むように。「パリは雰囲気も違うし、会場が明るく、音楽は抑えめで、より服そのものを見せようとするショーが多い」と話す。

 最終日だった1月24日午前、ランバンのショー会場で、ウミット・ベナンのキャスティング担当者の目にとまり、「午後のウミット・ベナンのショーに出ないか」とスカウトされ、急きょ出演。「異国のブランドで、日本人スタッフもいない中、緊張したが、すごくいい経験になった」と振り返る。

 「今、多くのブランドでモデルを起用するスタンスが変わってきた。着る側に近い体形の人を起用することもあり、僕のようにモデルとしては大きくなくても(身長181センチ)チャンスはある」。今後もモデルとして様々な経験を重ね、「いつか気づいたら芽が出ていたらいいなと思います」と語った。

パリコレで「種まき」続けたい

 ――パリ・コレクションに行こうと思ったのは、なぜですか?

 僕が芸能界で仕事をするきっかけは、モデルとして活動をしたこと。小学校の頃から広告や雑誌に出てキャリアをスタートさせました。モデル業は僕の原点。何よりも優先したい。その思いの延長です。

 初めてパリコレを生で見たのが2013年3月のレディース、ヨウジヤマモトでした。日本でショーをしないブランドだったので「ここを歩くことを目指したい」と思い、デザイナーの山本耀司さんにお会いして何度も「オーディションを受けさせて下さい」とお願いして。それで2年前の6月にオーディションを受けることができ、合格。それ以降、ヨウジのショーは毎回オーディションを受けて、出続けています。

 ――東京コレクションのランウェーを歩くこととの違いは?

 東コレも大きな仕事ですが、緊張感は全然違う。それと、東京は照明が暗いステージが多いけれど、パリでは明るいショーが多い。だから歩いていると正面に何十人ものカメラマンが見える。音楽も抑えめなので、カメラのシャッター音がすごいんです。つまり演出うんぬんよりも、服自体を見せるショー。「そうか、こういうことなんだよね」と改めて思った。モデルの歩き方も全体的にゆっくりにして、後ろの列にいる人にも見やすくしているように感じました。

 ――今回のパリで一番印象に残った出来事は?

 最終日の午前中、ランバンのショーを見に行った際に会場内で会った人から「午後にウミット・ベナンのショーがあるんだけれど、興味があるなら出てみない?」と声をかけられました。さすがに当日ですし、詐欺か何かでは?とも警戒したんですけど、名刺を受け取ってから「ちょっと考えさせてください」と言ってスマートフォンで名前を検索したら、ランバンやウミットのショーでキャスティング・ディレクターを務めている人でした。そこでもう一度彼を見つけて連絡先を渡し、「ぜひ出たいです」と言いました。

 指定された場所に行くと、ウミット・ベナン本人が居て、フィッティングをしました。だけど本当に出られるのかは分からなかった。ショーが始まる1時間半ほど前に、ようやく「じゃあよろしくね」と言われ、「ああ、本当に受かったんだ」と実感したのを覚えています。

 会場も、舞台裏も、ヨウジとはまた違った緊張感で、どのアイテムをどこにつけるかというのを開始の5分前まで話し合っていました。ヨウジのスタッフとは4シーズン目ですから顔も分かるし、信頼関係も築いてきたつもりですが、ウミットは初めて。そういう現場は緊張しますし、異国のブランドで、日本人スタッフもいない中でのことでしたから、すごく刺激的な経験になりました。

 ――パリやミラノで活躍するモ…

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