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「かがやき」の行方:下

 「いらっしゃーい、北陸の魚ですよー」。仙台市の仙台三越で2月中旬、石川県の物産展が開かれた。すしや和菓子などの食べ物から伝統工芸まで57店が並んだ。今年で15回目。北陸新幹線開業を記念し、富山県のますずしやシロエビなど初めて参加する店も3店あった。

 石川県が昨年4~6月に、観光客の居住地を調べたところ、前年比で最も伸びたのは関東圏の179・8%で、宮城県が179・7%と続いた。このため、県は東北でのキャンペーンに力を入れている。

 しかし、気がかりなのは26日の北海道新幹線の開業だ。1年前、北陸新幹線の開業で、仙台―金沢間は、大宮駅(埼玉県)乗り換えで3時間半になった。北海道新幹線が開業すれば、函館―仙台間は約4時間から約3時間に縮まる。

 仙台市の隔月情報誌「Kappo」の安藤ゆかりさん(33)は「仙台の人は、江戸時代、同様に大藩だった金沢に親近感があるうえ、仙台にはない伝統や文化に興味を持っている」と解説する。一方で「東北の人は北海道にシンパシーを感じている」とみており、北海道新幹線の開業後は函館へ行く人が増えると予想する。

 JTB東北(仙台市)の担当者は逆に、今後も北陸ブームは続くとみる。昨年4~9月の北陸方面へのツアー客が前年比5倍に増えた。この勢いが急に衰えることはないと読む。

 富山県も東北に熱い視線を送る…

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