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 「それでもやっぱり、生きていてよかった」。そんな言葉に心を奪われた。広陵町に住む市竹裕さん(47)がハンセン病の元患者と出会い、彼の生き方をモデルに講談の台本執筆に挑戦。伝統芸能の形で未来へ伝えたいと、講談師の旭堂南舟さん(40)と力をあわせ、5日、初めて披露する。

 ハンセン病に対する隔離政策を進めた「らい予防法」が廃止されて今年で20年。イベント企画会社を営む市竹さんが、岡山県瀬戸内市、瀬戸内海の島にある国立ハンセン病療養所「長島愛生園(ながしまあいせいえん)」を舞台にした講談「風の鳴る丘」を完成させた。催しの台本を書くのには慣れていたが、講談は初めて。一人称の語り口で物語の情景や登場人物たちの感情が立体的に伝わるよう、知人の南舟さんと相談しながら推敲(すいこう)を重ねた。

 きっかけは昨年7月のこと。夏祭りの手伝いでボランティアで園を訪問。そこで元患者の歴史を知る。

 国はハンセン病の治療法が確立…

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