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 明治時代の寄席の流れをくむ埼玉県川越市の老舗映画館「川越スカラ座」が、館内のトイレの修繕資金を募っている。昨秋以降、下水管が詰まり、「取り換えないとダメ」と業者に言われたが、見積額は最低でも50万円。自前での調達は厳しいことから、トイレ前に募金箱を設置し、「当館で負担できる体力がありません」と貼り紙を掲示した。

 川越スカラ座は、川越市の観光シンボル「時の鐘」から徒歩約2分の路地裏にある。主に単館系の話題作を随時上映。熱心な映画ファンに支えられてきた。前身は1905(明治38)年に寄席としてスタートした「一力亭」。その後、2度改称し、40(昭和15)年に現スカラ座の原点の「川越松竹館」に、63年には「川越スカラ座」と改称した。

 前支配人の高齢などを理由に2007年に一時閉館し、NPO法人が運営を引き継いだ建物は改築から30年目を迎え、雨漏りなど老朽化も目立つ。トイレは昨年10月に突然詰まり、同12月に再び詰まった。

 今は応急措置でなんとか使えるが、使用不可になった場合、近くの市役所駐車場の公衆トイレを利用してもらうことになるという。

 業者によると、下水管の取り換えを含む修繕費には最低でも50万~60万円はかかるというが、30年前は200席が埋まって立ち見も出るほどだった同館は現在、120席に減っており、採算はギリギリだ。

 そこで、昨年12月にツイッタ…

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