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 昨年4月に起きたネパール地震で復興支援活動を続ける安曇野市のNGO「カトマンドゥ」が28日、同市内で初の報告会を開いた。約25年間にわたって植林をしてきた山村の被害の様子や、現在進めている耐震性のモデル住宅建設について紹介した。

 1990年からネパール中部で植林活動に取り組むカトマンドゥ代表の安倍泰夫さん(77)が報告。地震では被災直後からメンバーらが現地入りし、食料や義援金などを届けた。安倍さんも昨年2回、現地に赴いて支援に携わった。

 安倍さんは「石と土で造られた家はほとんどが崩壊したが、植林した森は無事に残っていた」と説明。「植林活動の現地組織が、人の手配など食料の配給でも活躍した」と話した。地震に強いモデル住宅は鉄筋コンクリート製。同NGOが資金を出して1棟を建設中だ。

 カトマンドゥは今も募金を呼びかけており、振込先は「ゆうちょ銀行00510・5・47965 口座名=緑の基金ネパール」。問い合わせはカトマンドゥ(0263・84・0078)。(近藤幸夫)