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「かがやき」の行方:上

 北陸新幹線の長野―金沢間が開業してから14日で1年を迎える。東京から富山、金沢までの所要時間は、最速の「かがやき」に乗れば、従来より1時間以上短く、2時間台に。新幹線の利用者数は在来線特急と比べ、3倍に増えた。この1年で人の流れはどう変わったか。

 金沢市中心部にある近江町市場。平日にもかかわらず昼時には、すし屋の前に長蛇の列ができる。1時間待ちも珍しくない。群馬県高崎市から訪れた会社員木村美佳さん(25)は「おいしい海鮮丼を食べに来ました。活気がありますね」。

 新幹線の効果は意外なところにも及ぶ。国産割り箸の最大手「中本製箸」(金沢市)。石川県内からの注文は、回転ずしや定食チェーン店などを中心に前年比1・2倍に増えた。観光客に地産地消をアピールしたい飲食店も多く、同社の中本実会長(83)によると、「石川産の間伐材で作って」との要望も多いという。

 石川県などによると、昨年4月から今年1月までの観光客数は、兼六園が前年比1・6倍、金沢21世紀美術館が1・3倍に。NHK連続テレビ小説「まれ」の舞台となった輪島市でも朝市の客数は1・3倍に増加。1年を通じて前年比プラスを維持し続け、勢いは衰えなかった。

 出だしは悪かったものの、冬に入り一気に客が増えたのは、長野県内で唯一、北陸新幹線の新駅となった飯山駅だ。

 金箔(きんぱく)や漆などで豪…

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