[PR]

 政府の規制改革会議の農業ワーキンググループ(WG)は31日、生乳(搾ったままの牛乳)の取引を事実上自由化するべきだとする提言をまとめた。流通経路を多様化することで、酪農家の手取りを増やし、離農の増加やバター不足を食い止める狙いがある。

 国内で生産される生乳の9割以上は、「ホクレン農業協同組合連合会」(北海道)など全国10の「指定団体」に集められ、国や乳業団体などが一体となって需給や価格を管理している。普段は高く売れる飲用牛乳を優先的につくり、余ったときにバターをつくるなど、生産量を調整する機能もある。

 この制度は乳製品の安定供給に寄与してきた一方、仕組みが画一的で、品質向上に向けた農家の努力が買い取り価格にあまり反映されないといった欠点が指摘されている。バター不足の際に柔軟に対応できないケースも多く、与党内にも「制度の硬直化が目立ち、改革が必要だ」(農林族議員)との声がある。森山裕農林水産相は「指定団体制度の仕組みは必要」との立場だが、25日の閣議後会見で「改める所は改めさせていただく」と話した。

 提言は、指定団体の特別扱いを…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

こんなニュースも