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 各地の高校で1日、卒業式があり、長崎県五島市の離島、奈留島(なるしま)の奈留高校でも式典が開かれた。8人の卒業生は松任谷由実さんが作った同校の愛唱歌「瞳を閉じて」を合唱。卒業して島を離れる女子生徒の一人は、ユーミンが気づかせてくれた島への感謝を胸に旅立ちの時を迎えた。

 ♪風がやんだら 沖まで船を出そう

 「瞳を閉じて」は同校が分校だった1974年、当時の女子生徒から校歌の制作を依頼された松任谷(当時は荒井)さんが作った。学校の愛唱歌になり、島の人たちにも親しまれている。同校には歌碑もあり、観光名所になっている。

 卒業生たちも小学生のころから歌い続けてきた。3年の葛島(くずしま)湖々呂(こころ)さん(18)は島の人たちへの感謝を歌声に込めた。「先生も地域の人もよくしてくれた。いい後輩ばかりだし、同級生も仲が良過ぎるくらい。親も面倒見てくれて……」と笑顔を見せた。

 こうも語った。「ユーミンさんが来ていなかったら、そう思わなかったかも」

 松任谷さんは昨年10月、同校の創立50周年記念式典で27年ぶりに島を訪れた。その前年、葛島さんは松任谷さんのインターネットラジオ番組にメッセージを投稿した。「来年の式典に来られませんか?」。すると番組収録中の松任谷さんから電話がかかってきた。出席できるかはわからないと告げられたが、曲について会話を交わした。「ライブで歌っているよ」「島でも今も歌っていますよ」

 迎えた記念式典の日。葛島さんはあきらめていたが、松任谷さんはNHKの番組取材を兼ねてサプライズで登場。生徒たちは松任谷さんの前で「瞳を閉じて」を披露し、番組の中で一緒に歌いもした。

 松任谷さんが今も島のことを思…

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