大隈崇
ウサギ、ウサギ、どこを見てもウサギ――。戦時中に毒ガスが作られて「地図から消された島」と呼ばれた広島県竹原市の大久野島は、戦後70年が過ぎた今、「ウサギ島」の異名で知られている。瀬戸内海に浮かぶ島に、癒やされに行った。
客船を下りて桟橋にさしかかると、さっそく白と茶色のモフモフしたものが視線を横切った。道路にウサギ。広場にウサギ、斜面にもウサギ。周囲約4キロの小さなこの島では、いたる所にウサギが暮らす。
島は1929年から終戦まで、…
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