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 ベストショットがなかなか撮れない子どもの写真。スマートフォン(スマホ)で撮影しようとすると、動き回るのでブレたり、きょうだいの誰かがあさっての方向を見ていたり……。

 スマホを使った子どもの撮り方講座を、フリーカメラマンの望月やすこさん(43)が1日、静岡市駿河区池田のスナップハウス静岡池田店で開いた。

 集まったママたちを感心させたのは、写真のようにスマホの上下を逆さにして床に固定し撮る方法だ。赤ちゃんの目線に合わせることで、生き生きした表情が撮りやすい。親が床に寝そべらなくても、スマホの上下を逆にするだけでそんな写真が撮れるという。

 参加した望月葵さん(36)も次男星維(せい)ちゃん(8カ月)を撮るのに苦労していたが、「追いかけるのではなく、子どもをカメラの方向に呼べば上手に撮れますね」と話した。

 0、1歳児がいると、外出してストレスを発散することも難しい。だが、ママ同士でSNSなどで写真を見せ合えば、イタズラやグズグズも笑いに変わる。

 増本恵子さん(30)も長女萌衣(めい)ちゃん(9カ月)からちょっと目を離した隙に、新品のお尻ふきシートのほとんどを引き抜かれてしまった。「写真に撮るなら、もうちょっと引き抜いて臨場感を出してもらってもいいなと考えているうちに、気持ちに余裕ができました」

 望月やすこさんが勧めるのは、ポーズ写真ばかりでなく、普段の生活のシーンも撮っておくことだ。散らかった部屋や幼児が地面で駄々をこねて泣いているところ、おむつを替えているところなど。「後で見返したときに当時の思い出がよみがえります」

 望月やすこさんは、朝日新聞デジタルで子育て中の一コマを投稿する「おバかわいいね写真館」(http://www.asahi.com/msta/obakawa/)の講評も担当している。随時投稿を受け付けている。(杉本崇)

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スマホで子どもを撮るコツ

・ブレ防止のため、両手をL字のようにしてスマホの側面と下部を支えて持つ

・シャッターボタンを押すときにブレやすいので、連写機能でたくさん撮ってみる

・「撮るよ」と言う前後から撮っておくと、自然な表情も撮れる

・直射日光は避けても自然光は入るように薄いカーテンを引いた環境や、壁が白い所で撮ると、明るくきれいに撮れる

・家族写真は顔を近づけ、全員の顔で三角形をつくっているような構図を作る

・授乳やおむつのとりかえ、泣いているところなど普段の生活を撮っておくと、思い出になりやすい

・子どもと同じ目線で撮る

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