[PR]

 国や東京電力を相手取り福島第一原発事故の損害賠償を求める訴訟などを起こした原告団らでつくる「原発事故被害者団体連絡会(略称・ひだんれん)」が2日、東京都千代田区の日比谷公園で初の全国集会を開いた。事故5年を前に「首都圏の人に改めて福島の現状を知ってもらいたい」という考えだ。

 連絡会には全国各地の17団体約2万5千人が所属する。この日は主催者発表で13団体780人が参加した。武藤類子共同代表が「私たちは理不尽な行為を受けた被害者です」と述べ、「全ての被害者の救済を求めてこれからも戦い続けていきます」と呼びかけた。

 集会後、「原発事故はまだ続いているぞ」などと声をあげながらデモ行進した。東電本社の前では「東電は福島の声を聞け」とこぶしを振り上げていた。

 郡山市から友人と来た橋本あきさん(60)は「東京の友人に『いつまで騒いでるの?』と言われるのが悔しい。原発事故を忘れてほしくない」と話した。