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 1945年3月3日の米軍による旧小野田市への空襲の爆弾跡とみられるくぼ地が、山陽小野田市西高泊の縄地ケ鼻公園内に残っていた。宇部市の郷土史家井上実智夫さん(68)が、日米両国の史料や地元の人たちの聞き取りから推定した。

 県の文書によると、45年3月3日午後11時10分、旧小野田市に爆弾6発が投下され、6人の死傷者が出た。旧陸軍省の資料では、空襲を受けた場所は現在の公園付近とされている。

 井上さんは、縄地ケ鼻公園の林の中で、直径8メートル前後、深さ2メートルほどのくぼ地を発見した。市の担当者は「『爆弾跡』との認識があったので埋めずに保存したものと思われる。歴史的事実がはっきりすれば、説明板の設置なども検討したい」と話している。(大野博)