[PR]

 福島県を離れて5年。第二の故郷を思い、女子サッカーで千葉から2020年の東京五輪を狙う選手がいる。ジェフユナイテッド市原・千葉レディースのDF若林美里(みのり)さん(22)だ。

 若林さんは中学1年で、神奈川県の自宅を出て福島県楢葉、広野両町のJヴィレッジにあった「JFAアカデミー福島」に入った。「福島って、知らない人にもみんながあいさつしてくれるんですよ」。地域に溶け込んでいた県立富岡高校2年生の時、東日本大震災に遭った。学校は東京電力福島第一原発から10キロ離れていなかった。

 練習に向かおうと、楢葉町の寮のドアを開けた瞬間だった。縦揺れが激しく、まっすぐ歩けなかった。だが、事態はもっと深刻化していた。「外に出ろ」「とにかく中に入れ」。先生の指示が二転三転した。「そしたら『放射能が』という話が飛んできた」。その夜は楢葉町の寮で過ごし、12日朝、バスでいわき市内の体育館へ。毛布1枚を4人でわけて寝た。

 14日に東京都北区の国立スポ…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら