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 東日本大震災後、科学ショーを通じて、震災の記憶や防災の大切さを伝え続けるアナウンサーがいる。仙台市泉区のコミュニティー放送局「fmいずみ」の阿部清人さん(52)。「救える命があった」。5年前の思いが活動の原点にある。

 「(スタジオがある)建物被害は余震の方が大きかった。揺れの違いがあったんです。振り子で実験してみましょう」

 6日、名古屋市中区役所であった「防災エンスショー」。白衣姿の阿部さんは、ボールをぶら下げた棒を揺らし、揺らし方でボールの動き方が違ってくることを見せた。

 自身の被災体験も交えつつ、液状化現象の仕組みを実験したり、災害時に懐中電灯になるLED電球を紹介したり……。約1時間にわたるショーの最後、こう結んだ。

 「自分だけが被害に遭わないって気持ち、みんな持っちゃうんです。私もそうでした。そうすると、備えがおろそかになる」

 阿部さんの言葉の底にあるのは、5年前の記憶だ。

 2011年3月11日。ビルの…

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