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 映画監督で俳優の杉野希妃さんが監督・主演を務める映画「雪女」の主要シーンが県内で撮影された。小泉八雲の原作の舞台は「武蔵の国」だが、杉野版「雪女」は斬新な解釈を盛り込み、府中、三次、尾道、庄原の各市をロケ地に選んだ。広島市出身の杉野さんは「自然への畏怖(いふ)が背景にあり、どの土地でも成り立つ物語。故郷の広島で撮ってみたくて」と語る。

 府中市上下町であった3日の撮影。白壁の町並みにある元造り酒屋「重森本店」の醸造場跡に組んだセットや、近くの亀山八幡神社で撮影があった。杉野さんは、俳優に自分の持つ映像のイメージを伝え、スタッフに指示を出し、夕方からは雪女の衣装をつけて主人公を演じた。杉野さんは「娯楽性と芸術性を追求しつつ、民俗やSFの要素も盛り込んだ映画にしたい」と意気込む。

 「雪女」は小泉八雲が没年の1904年に出版した「怪談」の一編。若い木こり(映画では猟師)と雪女の出会いと別れを描く。出会いを誰にも話さないという約束を破った木こりを雪女は殺さず、2人の間の10人の子どもを大切にするよう言い残して消え去る。

 脚本の一部も手がけた杉野さん…

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