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 高松市は同市玉藻町にある国史跡・高松城跡に天守閣を復元するため、懸賞金制度の検討を始めた。往時の姿がわかる資料の提供者に対し懸賞金を渡す制度で、すでに丸亀市や松江市で導入されている。市は復元に向けた機運の高まりに期待している。

 大西秀人市長が8日の市議会で表明した。高松城天守閣は1884年に老朽化のため取り壊された。外観は解明が進んでいるが、城内部の構造を知る資料はほとんど見つかっていないため、文化庁から復元の許可が出ない状況が続いている。

 城復元のための懸賞金制度については、丸亀市が丸亀城について2004年から1千万円で始めているほか、松江市では制度導入後に松江城の築城年がわかる資料が発見された。高松市文化財課は「懸賞金の内容は全くの白紙だが、資料を探していることを周知するためにも検討したい」としている。(初見翔)