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 政府は13日までに、次期中国大使に横井裕トルコ大使(61)を起用する方針を固めた。政府関係者が明らかにした。外務省内で「チャイナ・スクール」と呼ばれる中国語研修組の一人で、中国での人脈や経験をかわれての起用とみられる。

 横井氏は1979年の入省で、中国課長、中国首席公使、外務報道官などを経て、2013年8月からトルコ大使を務めている。11日の閣議では、後任のトルコ大使に岡浩・前国際情報統括官の起用が決定していた。現中国大使の木寺昌人氏はフランス大使に就く見通しだ。

 チャイナ・スクール出身の中国大使は、06~10年の宮本雄二氏以来。民主党政権時代の10年に伊藤忠商事相談役だった丹羽宇一郎氏が就いてから、同スクール以外からの起用が続いており、人脈確保や情報収集の面から問題視する声も出ていた。政府関係者は「共産党体制の難しさもあり、中国外交は専門家抜きでは立ち行かない」と語る。

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