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 間もなく入学シーズン。新しく学校生活を迎える子どもたちも多い。6~7歳児の約14%は、ぜんそくを患っていると言われる。学校での生活を楽しむためには、薬をきちんと使って発作の予防と体調の管理をはかることが重要だ。

 ぜんそくは、気管支が慢性的に炎症を起こしている状態で、刺激を受けるとせきが出たり、「ヒューヒュー」と音をたてたりして、呼吸が苦しくなることを繰り返す。刺激となるのは、ほこりやダニのほか、たばこの煙、気圧の変化、急な運動、冷たい空気もある。

 小児ぜんそくは、6歳までに診断を受ける場合が多い。東京都立小児総合医療センター(東京都府中市)アレルギー科の赤沢晃部長は「子どものぜんそくの9割がアレルギーがかかわるアトピー性ぜんそくで、特にダニのアレルギーを持つ人が多い」と話す。

 治療薬は2種類に大別される。一つはふだんから発作を起こさないようにする「長期管理薬」、もう一つは発作が起きた時に緊急的に使う「発作治療薬」だ。

 長期管理薬の「吸入ステロイド薬」を使い続けていると、身長の伸びがわずかに抑えられる可能性があるとする論文が、近年、海外で相次いで発表された。

 ときわ台はしもと小児科アレルギー科(東京都板橋区)の橋本光司院長は「ぜんそくの重症度を見極めて、医師と治療方針を定期的に検討していれば、過度に心配する必要はない。自己判断で薬をやめないで欲しい」と語る。使い方が不十分だと、気道が狭いまま硬くなってしまい、ぜんそくが悪化したり、治りにくくなったりする恐れがあるという。

 学校生活の中で注意が必要な場合、主治医に相談して日本学校保健会作成の「学校生活管理指導表」に必要事項を記入して学校に提出することを橋本さんは勧める。発作が起きた時の対応法をはじめ、運動する時や動物とふれあう時、宿泊学習などで注意してもらう点を教諭らに伝えることができる。保健会のウェブサイトからダウンロードできる。

 体育で持久走などをすると、発…

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