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 京都工芸繊維大(左京区)の学生らが、京都市の三条通の老舗や歴史を紹介するマップを、地域といっしょに作った。

 マップは「三条通(つう)百代(はくたい)絵図」。表面には、千本通―河原町通間の100年以上続く約50店の老舗や文化財などの案内が並ぶ。裏面には、通りを巡行する祇園祭のみこしなど、祭りや歴史を解説する文章やイラストを掲載。5千部発行し、中京区役所などで配る。

 町おこしの一環として、同大大学院の佐々木厚司講師(建築・都市環境)が率いる「佐々木 建築・まちづくり研究室」の学生が中心となり、約1年かけて作成。地元住民らと繰り返し勉強会を開くなどした。作成のリーダーを務めた大学院生、井岡佑輔さん(26)は「地元に学びつつ、地元の方も知らない歴史を再発見できた」。学部生の辻本悠紀さん(22)は「地元同士でも関心を高め、連携が広がり深まるきっかけになればうれしい」と話した。

 19日午後1時からは、三条通油小路西入の同大の町家キャンパス「ににぎ」で、和太鼓演奏やおはやしが楽しめるお披露目会がある。無料。問い合わせは井岡さん(050・5881・5228)へ。(河野洋人)