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 古墳時代後期の金井東裏遺跡(渋川市)で出土した人骨の分析で、よろいを着た成人男性は馬の生産のため長野県南部の伊那谷周辺から移住してきたグループの一員だった可能性があることが分かった。県埋蔵文化財調査事業団と県教育委員会が16日に開いた調査検討委員会で報告された。

 出土した人骨は、6世紀初頭の榛名山の噴火に巻き込まれた成人男性、成人女性、幼児、乳児の4体。これまでの調査で、男性は40代で身長164センチ、細面で「渡来系」の顔立ちだったことが分かっている。下半身の筋肉が発達し、日常的に乗馬をしていたらしい。成人女性は30代で身長144センチ。角張った顔で鼻の幅が広く、関東や東北の古墳人と共通の特徴が見られるという。

 九州大学の研究チームの報告では、DNA分析や出土した人骨に含まれるストロンチウムの同位体を分析した結果、2体には血縁関係はないが、幼年期に同じ地質の地域で育ったとみられる。榛名山周辺と地質が異なる地域で、報告は伊那谷を「有力な候補地」とした。理由として①分析結果と合致する白亜紀の花崗岩(かこうがん)地質がある②当時、伊那谷には渡来系の人々が多く住み、馬の飼育が盛んだった③群馬への移動が比較的容易――などを挙げている。

 これらの分析結果から報告は、…

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