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 米IT企業グーグル傘下の英グーグル・ディープマインド社が開発した人工知能(AI)「アルファ碁」の衝撃は、世界最強棋士の一人を4勝1敗で破った結果だけにとどまらなかった。イ・セドル九段との全5局にはプロ棋士(人間)の感覚との違いが詰まっていた。

 プロに勝つにはあと10年はかかるといわれたコンピューター囲碁。「アルファ碁」を超人的な実力に引き上げたのは、画像認識などで注目が集まる「ディープラーニング(深層学習)」という手法だった。盤上に並ぶ石の形の良さなどを人が教えるのではなく、人工知能が自ら気づくことができる。膨大な数の人間の棋譜から学び、自己対局を3千万回も繰り返した。

 人間とは違う感覚としてプロ棋士たちの話題にのぼったのは第2局の序盤から中盤にかけてだ。

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