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 経済的に豊かな人たちは、総じて、貧しい人よりも長生きである。それは以前から専門家の間で知られていた。だが、実態はもっと深刻な傾向があることがデータでわかってきた。医療、技術、教育は著しい進歩を遂げてきたにもかかわらず、アメリカでは高所得者と低所得者の余命格差がますます広がっているのだ。

 貧しい人たちは、収入が少ないというだけでなく、幸福度の最も基本的な指標になる寿命も相対的に短くなっている。米社会保障庁(SSA)の分析によると、60歳の人の余命は、1970年代初頭では、所得が上位半数だと下位半数より平均1.2年長かったが、2001年になると、その差は5.8年に広がった。

 最新の調査結果は2月に公表されたが、よりショッキングな内容だ。ブルックリングス研究所のエコノミストたちが調査したところ、所得レベルが最上位10%の人と最下位10%の人の平均余命を比べた場合、1920年生まれの男性だと長短に6年間の違いがあるが、1950年生まれは14年間も差が出てくることが判明した。これを女性でみると、平均余命の差は20年生まれが4.7年で、50年生まれは13年だった。

 この調査報告書を書いた一人、…

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