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 トルコのエルドアン大統領は23日、首都アンカラで記者会見し、ブリュッセルの連続テロ容疑者の1人について、「以前、トルコ南部ガジアンテップで拘束し、国外追放した人物だ」と述べた。エルドアン氏はどの容疑者かは明らかにしなかったが、トルコのメディアは、ブリュッセル空港で自爆死したイブラヒム・バクラウィ容疑者(29)だと報じている。

 エルドアン氏によると、トルコ政府は2015年6月、この容疑者を拘束して国外退去処分にし、オランダ政府に引き渡したという。その後、トルコ政府は同年7月、ベルギー政府に「この人物はテロリストだ」と警告したという。エルドアン氏は、「ベルギー政府はテロリズムとのつながりを確認できず、釈放した」と述べ、ベルギー政府を非難した。

 ただし、エルドアン氏は、同容疑者がいつオランダ政府からベルギー政府に引き渡されたかについては明らかにしなかった。

 エルドアン氏はさらに「世界各国が連帯してテロに対抗すれば、テロの問題を解決できる。それにはまず世界各国がテロ、テロリスト、テロリズムを再定義しなければならない」と訴えた。(イスタンブール=春日芳晃)

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