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絵本作家・つつみあれいさん

 「絵は教わるな」が抽象画家の父の口癖でした。だから一度も絵画教室や美術部、美大など専門的な教育は受けていません。

 父のアトリエは入室禁止。唯一、絵の具の材料の雲母を近くの浜辺で一緒にすくいとり、にかわを煮詰めて混ぜて絵の具を作る作業は見せてくれた。それを眺めるのが好きでした。

 勉強は苦手でした。原因は空想好き。授業中も、下校中も、「この世に色が3色しかなかったら、他の色はどう作る?」「もし私がアリだったら?」と、考え始め、気がつくと1時間はたっていました。それをしないと自分じゃないみたいだったのです。それは今も変わりません(笑)。

 空想は、いつも物語になり、大抵ナンセンスな内容に。ちょっぴり怖かったり、ぞっとしたり。家にあって何度も読んでいたマザーグースの絵本全集の影響だと思います。

 短大を卒業後、花屋さんで働き始めました。同じ頃ガーデンデザイナーの夫と出会い、結婚。絵本作家になりたいと思うようになり、県内にある子どもの本専門店「メリーゴーランド」主宰の絵本塾に参加しました。

 苦労しましたが、2年でデビューが決まり、「ピーナッちゃんとドーナッちゃん」(小峰書店)を出版しました。自然とナンセンス絵本を作っていました。文章も韻を踏んでいます。

 3月に、洞穴で一人暮らしをする女の子が主人公の「カペリーちゃん」を出版しました。カペリーちゃんが病気になった友達のクジャクのために、治療法を探して困難に立ち向かっていくお話です。

 多くの大人は、「この子は妖精…

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