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 両親から虐待を受けて相模原市児童相談所(児相)に通所していた男子中学生が自殺を図って死亡した問題を受け、厚生労働省は児童を強制的に一時保護する際の基準を設ける方針を決めた。基準を明確にして、自治体が迷わず一時保護できるようにする狙い。28日に相模原市児相を視察した渡嘉敷奈緒美厚労副大臣が明らかにした。

 この児相は生徒を強制的に保護する対応をとらず、生徒の自殺につながったと指摘されている。義家弘介文部科学副大臣とともに視察後、渡嘉敷氏は「(強制的な)職権保護をどの段階ですべきだったのか。ちょっと問題があったのではないか。しっかり基準を定めていきたい」と述べた。

 厚労省は同児相に報告書の提出を求めており、その中身を踏まえて基準をつくる方針。