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 悲しくなって泣いたわけでもないのに、涙があふれて困る――。逆さまつ毛などで目の表面が刺激されたり、ドライアイの乾燥を補ったりするために、涙の分泌が多くなるのが原因です。一方、目にたまった涙の排出がうまくいかない場合もあり、注意が必要です。

 涙は目の上側の涙腺から分泌され、常に目の表面を潤している。その後、目頭にある涙点から、涙小管、涙(るい)囊(のう)、鼻涙管を通って排出される。この涙の通り道のどこかが狭くなった状態を「涙道狭窄(きょうさく)」、詰まった状態を「涙道閉塞(へいそく)」と呼ぶ。生まれた直後に起こる先天性の場合と、中高年になってから起こる場合がある。

 東京慈恵会医科大の後藤聡講師(眼科)によると、「中高年では女性に多い症状」という。詳しい仕組みは不明だが、加齢とともに粘膜や粘膜の下の組織が厚くなるのが原因とされる。最近は抗がん剤治療を受けている人にも起きることが指摘されるようになった。

 常に目がうるんで、涙がにじんだ状態になると、目やにが増えたり、かゆくなったりする。目のまわりの皮膚の荒れにもつながり、見た目も気になる。涙が眼鏡について汚れると、見えにくくなるのも難点だ。

 通常は、角膜の上に、きれいで薄い涙の層があるが、涙があふれると、ものがゆがんで見えてしまう。涙がたまって、涙の通り道で細菌が増えると、涙嚢炎になり、目頭が赤くはれて激しい痛みを伴うこともあるので要注意だ。

 診断は、涙点から生理食塩水を…

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