[PR]

 イラクの少数派ヤジディ教徒が、過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束されたままになっている。支援団体によると、女性ら約3千人が奴隷などにされている模様だ。救出された少女が朝日新聞の取材に応じ、監禁中の様子を証言した。

 「男の戦闘員が来ると怖くて仕方なかった」。3月に救出されたヤジディ教徒の少女(12)は、18カ月に及んだ監禁生活について少しずつ語り出した。

 2014年8月、イラク北部シンジャル近郊の自宅から家族で祭事に参加した帰り、父の運転する車が銃を持った男たちに止められた。両親と弟、2人の妹と引き離され、建物の一室に連行された。部屋には同年代の少女が約30人。イラク国内を転々とし、昨夏、ISが首都と称するシリア北部ラッカの学校に移された。

 「逃げようとしたけど、怖くてできなかった」。監視役は黒ずくめの服を着た数人の女戦闘員。英語か仏語のような言葉を話し、意味は分からなかった。ただ、毎日3度の食事は提供されたという。

 少女の叔父によると、「人質ブローカー」を名乗る男が今年に入り、少女の所在を知っていると伝えてきた。要求通りに6千ドル(約68万円)を払うと、少女はイラク北部クルド人自治区で解放された。現在はドホーク県の難民キャンプに身を寄せている。叔父は「めいたちはISの戦闘員と結婚させられる寸前だったようだ」と語る。

 少女の父親は別に救出され、入…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら