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 呉市の市海事歴史科学館(大和ミュージアム)は30日、今年度の来館者数が100万人に達したと発表した。戦後70年と開館10周年が重なったことや、戦艦大和と米戦艦ミズーリを取り上げた企画展「日米最後の戦艦展」(5月8日まで)の好評が主な要因という。

 開館した2005年度は161万人が来館。その後2年間は100万人を超えたが、08年度からは70万~90万台を推移し、100万人を超すのは8年ぶりとなった。

 この日は、太平洋戦争時に国内で製造された航空機用エンジン「火星」公開の除幕式があり、職員が100万人達成を来館者らに報告した。火星は戦後に米軍が持ち帰り、米国立スミソニアン航空宇宙博物館が所蔵していたが今回、無償で譲渡された。

 戸高一成館長は「多くの人に来館してもらい大変ありがたい。海外の博物館とも連携し、魅力ある展示をしていきたい」と話した。(泉田洋平)