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 庄内平野の原風景といわれる湿原が、鶴岡市に残されている。庄内空港にほど近い市北西部の茨新田地区に広がる「西茨新田湿地」だ。連綿と続けられた開田の結果、自然植生が次々と姿を消す中、往古の景観をいまも残す。保全の行方が見えない自然の春を、4月初め、民間団体・鶴岡自然調査会の水野重紀代表と歩いた。

 田園地帯に、ハンノキ林が広がっていた。林に足を踏み入れると長靴がズボリと沈む。標高わずか10メートルほどの場所で、ミズバショウが、白いホウを次々に広げて陽光に輝いていた。

 林の後背地には、標高60メートルほどの庄内砂丘が連なる。「砂丘は1600年代以前まではカシワやケヤキなどの広葉樹林で、砂の下には、腐葉土などでできた不透水層があります。濾過(ろか)された低温のわき水が常に流れ込むから、湿原が維持されているのです」。水野さんが教えてくれた。

 南北約350メートル、東西8…

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