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 東京メトロは4日、半蔵門線九段下駅(東京都千代田区)で、ドアにベビーカーを挟んだまま電車を発車させ、破損させる事故があったと発表した。ベビーカーに子どもは乗っておらず、けが人はいなかった。

 同社によると、4日午後3時ごろ、中央林間発押上行き電車(10両)の6両目に、ベビーカーを押した男性が乗り込もうとしたところドアが閉まり、電車はベビーカーの前輪付近を挟んだまま発車した。ベビーカーはホーム端まで引きずられて線路に転落したが、男性が連れていた子どもは、同行の女性と車内に乗り込んだ後だったため、けがはなかった。

 最後尾の10両目にいた車掌が発車前に十分確認しなかったのが原因という。また、発車後すぐに車内の非常ボタンが押されたが、車掌は電車を緊急停止させずに運行を続けた。挟まった部分が細かったため、ドアは異常を検知できなかった。同社は「安全確認を行うよう乗務員への指導を徹底します」とコメントした。