[PR]

 フェイスブックは4日、写真の内容を音声にして読み上げる機能を発表した。人工知能(AI)で写真を認識し、視覚障害のある人にも利用しやすくする。現在は英語のみ利用可能だが、今後他の言語にも広げる計画。アップルの基本ソフト「iOS」を使った端末から導入を始める。

 フェイスブックに投稿された写真をAIが判別し、内容を音声で説明する。iPhone(アイフォーン)などには画面を音声で読み上げる機能があり、同機能を「オン」にしてフェイスブック上の写真を指で触れると「食べ物、ピザが含まれている」「笑っている3人の人が含まれている」などと説明する。

 認識できるのは、車、飛行機など交通機関や、山、空、海などの自然、テニス、バスケットボールなどのスポーツ、すし、アイスクリームといった食べ物、ひげやめがねなど人の容姿。写真の内容を伝える上で重要な要素を取り出したという。開発に関わった視覚障害者のマット・キングさんは、「視覚障害者も写真を体験できる大きな一歩になる」と話している。(カリフォルニア州メンロパーク=宮地ゆう)