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 東北発祥の情報誌「食べる通信」が全国各地で創刊されている。農家や漁師らの心意気や苦労を紹介する情報誌と食材を読者に届ける。長く交流を続けてもらい、生産者を応援しようという試みに共感の輪が広がっている。

 食べる通信はNPO法人「東北開墾」(岩手県花巻市)が2013年7月に出した「東北」が最初だ。生産者の物語に加え、食材を「おまけ」として届ける仕組みは共通している。

 例えば「東北」の今年3月号で特集したのは岩手県遠野市のワサビ。読み応えのある6千字ほどの農家の記事を載せたタブロイド判16ページの情報誌に、葉付きのワサビがついた。料理のレシピも載っている。

 食べる通信の読者になると、生産者らのフェイスブックにアクセスできる。感想や応援メッセージが書き込めるなど交流が続けられる。

 「1年たっても反響が続いていてびっくり」。秋田県仙北市で「いぶり大根漬け」を作っている西宮三春さん(38)は「東北」の昨年2月号で取り上げられた。

 今年も900キロの商品を作って2月にフェイスブックに書き込むと注文が殺到。1カ月ほどで完売した。「秋田に来てくれて、大根の栽培から漬け込みまで、いろいろな過程を手伝ってくれる読者の方もいるんです」

 生産地に通う読者の一人が東京都豊島区の会社員木戸亜由美さん(40)だ。「東日本大震災の被災地に関わりたい」と、「東北」を13年8月号から購読し始めた。

 現在は「東北」に登場した岩手…

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