[PR]

 ベトナム国会は7日、グエン・タン・ズン首相(66)の後任にグエン・スアン・フック副首相(61)を選出した。最高指導者のグエン・フー・チョン共産党書記長(71)、チャン・ダイ・クアン新国家主席(59)に次ぐ立場で、5年間の政権運営を担う。

 退任するズン氏は2期10年の任期中、強いリーダーシップで環太平洋経済連携協定(TPP)参加など経済開放政策を推進し、経済成長を牽引(けんいん)してきた。南シナ海の領有権問題では中国に強い姿勢で臨み、経済・安全保障の両面で日本政府との関係も深まった。

 フック氏は2011年からズン氏のもとで副首相を務めており、経済開放路線や親日的な姿勢は継承される見通し。フック氏は就任のあいさつで「断固として主権を守る」と述べ、南シナ海問題でも妥協しない姿勢をアピールした。(ハノイ=佐々木学)

こんなニュースも