文・上原佳久 写真・長沢幹城
拡大する
スーパー歌舞伎「ワンピース」に出演する(左から)中村隼人さん、市川猿之助さん、坂東巳之助さん=長沢幹城撮影
累計発行部数3億2千万部超の人気コミックを大胆に歌舞伎化した舞台が、博多にやって来た。市川猿之助さんが主演、演出するスーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」。昨秋好評だった東京公演に洗練を加え、「最終完成形を見せたい」と意気込む。26日まで、博多座(福岡市博多区)で。
猿之助さん演じる海賊の少年ルフィが、海軍に捕まった義兄弟を助けるため、仲間たちと大海原を駆け巡るのが今回のストーリー。
実は舞台制作の途中まで、尾田栄一郎さんの原作を読まなかったという。「原作を知らない人も、楽しめる内容にしたかった。ファンも納得の作品ができたと確信しています」
昨年10、11月の東京公演から、台本と演出に手を入れたという。「おじ(市川猿翁さん)も言っていたが、博多座は宙乗りが映える理想的な舞台。宙乗りを増やして、正直な子どもたちが『つまんない』と言った部分をそぎ落としました」
映像技術「プロジェクションマ…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:215文字/全文:598文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい