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 男子バドミントンの桃田賢斗選手と田児賢一選手が出入りしていたとされる裏カジノはもともと、東京都墨田区のJR錦糸町駅から約400メートルの6階建て雑居ビルの2階に入っていた。

 店を知る関係者によると、店には店名も看板もなく、紹介で入店できる会員制だったという。店内にはバカラ台が2台。この関係者は「バドミントンの選手が来ていたのは間違いない」と言う。

 捜査関係者によると、店は昨年2月ごろ、近くの9階建ての雑居ビル9階に移転。警視庁はこの年の4月に同店を摘発し、店長や従業員を賭博開帳図利の疑いで、客を賭博容疑で現行犯逮捕した。

 店には顔写真付きの約380人分の会員名簿があった。移転後の3カ月間だけで約1億円を売り上げていたという。摘発後に閉店した。

 区内の50代男性は、知り合いの会社経営者の紹介で会員になった。「身分証明書などの提示は求められず、2度目以降はインターホンを鳴らすだけで入店できた」。店で一度に使う金は10万円ほどと決め、「財布が空になったらおしまいにした」。10度ほど通ったという。(中野浩至)