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(7日、競泳・日本選手権 女子200メートル個人メドレー)

 「すごい夢みたい」。15歳の今井が本職の平泳ぎではなく、200メートル個人メドレーで五輪切符をつかんだ。

 前半を終えて最下位だったが、平泳ぎで巻き返す。残り50メートルのターンで前を行く選手を射程にとらえ、「死ぬ気で泳いだ」。渡部をかわし、2位に入った。

 岐阜県出身。小学3年の時に亡くなったフィリピン人の母と、日本人の父の間に生まれた。名前の「ルナ」は「月」を表すラテン語だ。2013年の日本選手権200メートル平泳ぎで3位となり、脚光を浴びた。ただ、個人メドレーは「気分転換で泳いでいた感じ」。昨秋から本腰を入れ始めたばかりだ。

 うれしい誤算のなか、8日から最も得意な200メートル平泳ぎが始まる。「気持ちを切り替えたいけど、たぶん、今日は眠れないです」と興奮を抑えられなかった。