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 2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、大会の歴史などを学ぶ独自の学習が都内の公立学校で始まった。義務教育学校(小中一貫)の品川区立豊葉(ほうよう)の杜(もり)学園では、都教育委員会が作製した教材を用いた授業があった。

 5年2組では、五輪・パラリンピックの学習を市民科の時間に実施した。小学校向けの学習読本はA4判68ページのフルカラー。子どもたちは東京大会の競技会場の場所や実施競技の選手の写真などに見入った。その後、DVDで過去のパラリンピックの映像や選手の練習の様子を観賞した。森下聖斗君(10)は「パラリンピックのことは知らなかったけれど、車いすテニスがすごかった」と驚いていた。子どもたちは担任が4年後の大会への関わり方について尋ねると、「選手を応援したい」「英語を使って外国人に道案内したい」などと答えた。

 都教委は中学、高校向けにも教材を作製。学習時間を年間35時間程度とし、社会や数学、体育など様々な教科で取り組むよう呼びかけている。(伊藤あずさ)