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 小売り大手セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、19日に取締役会を開く。鈴木敏文会長(83)の退任後の体制や傘下のコンビニ「セブン―イレブン・ジャパン」の社長らを決める方針だ。組織そのものを見直し、会長職を廃止する案も浮上している。

 HDの7日の取締役会では、セブン―イレブンの井阪隆一社長(58)が退任し、古屋一樹副社長(66)が昇格する人事案が提案されたが、賛成が過半数に達せず否決。鈴木氏は責任を取り、全役職から退く意向を公表した。一方の井阪氏は、社長を続け、次の経営体制の準備を進める考えを示した。

 HDは19日に開く取締役会で、新たな経営陣を決めたい考え。ただ、実権を握ってきた鈴木氏が抜けた穴をカバーするのは簡単ではない。鈴木氏は7日の会見で「井阪君が社長として信任されたということではない」と説明しており、井阪氏が続投できるかも現時点では不透明だ。

 鈴木氏の後任となる会長には、創業者の伊藤雅俊名誉会長(91)の次男で、HD取締役の順朗氏(57)を推す声が社内にはある。関係者は「鈴木氏と創業家の確執を修復するためにも、創業家の力がいる」と話す。だが、社会貢献担当の取締役を務める順朗氏の「経営手腕」は未知数。会長のポストを当面空席にしたり、なくしたりする案なども出ている。

 HDは新たな人事案を検討した後、指名・報酬委員会に提案する。5月下旬に株主総会を開く予定で、株主総会招集通知を発送するまでに取締役会を開き、新たな体制案を固めたい考えだ。

「若返り」に期待する声も

 経営が混乱するセブン&アイH…

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