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 医療機関の診療報酬請求権を債券化した金融商品(レセプト債)を発行していたファンド会社などが破綻(はたん)した問題で、債券を買った金沢市の3人と1法人が12日、販売した竹松証券(金沢市)や役員などを相手取り、計4400万円の損害賠償を求めて金沢地裁に提訴した。

 弁護団によるとレセプト債は運用会社オプティファクター(東京)が設立したファンド会社が発行。ファンド会社などは昨年11月、破産手続きを申し立てた。

 原告らは、竹松証券がレセプト債を実質的に審査せずに「安全性の高い商品」などとうたい、実際には償還不能に陥っていた債券を販売したと主張している。訴えた対象は竹松証券とファンド会社の会計管理を担当していた会計事務所2社、その役員ら計24人。

 竹松証券は北陸を中心に約280の投資者に計約30億円分のレセプト債を販売。2月に北陸財務局から業務改善命令を受けた。(新屋絵理)