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 米タクシー配車サービスの「ウーバー」が米捜査当局や交通規制当局などの要請で開示した運転手や利用者の情報が、2015年7~12月だけで約1200万人分以上にのぼることがわかった。ウーバーが初めて報告書で公開した。

 ウーバーではクレジットカードを事前に登録して利用し、乗車、降車場所などが記録される。ウーバーは、具体的にどこまでのデータを当局に渡しているかは明らかにしておらず、「(開示情報に)個人情報は含まれないが、行動パターンはわかる可能性がある」としている。

 情報開示は大半が交通規制当局などの要請で、捜査当局からの要請分は約470人分。犯罪捜査に関わるもので、裁判所命令など正当な法的手続きを踏めば開示しているという。

 交通規制当局からは、乗車、降車場所や、一定時間にある範囲内にいる運転手の数などのデータが求められるという。ウーバーは、「要請の範囲が広すぎる時には狭めるように求めている」としている。(サンフランシスコ=宮地ゆう)