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 2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(37)が現役引退を決断したことが14日、分かった。15日に神戸市内で引退会見を開くと、所属先のシスメックスが発表した。野口は3月13日に行われたリオデジャネイロ五輪代表最終選考会の名古屋ウィメンズマラソンで23位に終わった後、「五輪挑戦はこれが最後」と語っていたが、進退については「もう少し後に考えたい」としていた。

 三重・宇治山田商高から実業団に進み、151センチの小柄な体ながら、バネを生かしたストライド走法で頭角を現した。03年パリ世界選手権で銀メダルを獲得。アテネ五輪の翌年のベルリンでマークした2時間19分12秒の日本記録は今も破られていない。07年には東京国際で優勝し、大阪国際、名古屋国際とあわせた当時の国内3大女子マラソンをすべて制した初の日本選手となった。

 08年北京五輪は代表に選ばれながら、足の故障で欠場。以降は度重なるけがに悩まされ、近年はレースに出るのも厳しい状況が続いていた。