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 横浜市港北区に43年続く絵本と児童書の専門店がある。地元の主婦など、30~60歳代の約20人の女性スタッフが共同運営。親から子、母から母へと、本を通じてつながる場となっている。入園や入学など、新たな人生のページをめくる子どもも多いこの季節。すてきな本と出会えるよう、思いを込めた本が並ぶ。

 市営地下鉄・日吉本町駅から歩いて5分ほど、「こどもの本のみせ ともだち」は、こぢんまりとしたスペースに2千冊以上の本が並ぶ。人気アニメの絵本など、売れ筋のものは置かず、あくまでもスタッフが選んだ「読んでもらいたい」本だけだ。「子どもの頃に読んで楽しかった」「読むと、親子で楽しい気持ちになる」など、一冊一冊に、その本を選んだ理由がある。店長の密本千種さん(55)は「他の書店では見かけないような本もたくさんある」と話す。

 「ともだち」は1973年3月に徳村彰さん、杜紀子さん夫婦が開業。以前は普通の書店だったが、店で工作教室などを開いたところ、街の開発で遊び場を失い始めていた子どもたちが詰めかけ、交流の場に。本に魅せられている様子を見て、子ども向けの書店にすることを決めたという。徳村さん夫婦は北海道に移り、店は引き継がれたが、幾度も経営難に。その度に「ともだち」で結ばれた縁で協力の申し出があり、店は続いてきた。

 「引っ越して来た時、誰も知り…

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