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 優しい味わいで約100年にわたって長崎市民に愛されてきたうどん店「松乃家(まつのや)」(長崎市浜町)が5月末に閉店する。一人で味を守ってきた店主が「元気なうちにのれんを下ろしたい」と決意した。

 松乃家が店を構えるのは浜屋百貨店裏の路地。1914(大正3)年に創業した。うどんは一杯400円。細めの軟らかい麺と、少し甘めのつゆがお年寄りから子どもにまで親しまれ、少ない時でも一日に200杯ほどが売れる。

 店主の本多浅市さん(78)は元すし職人。店を始めた先代の木村重辰さんに見込まれ、30歳の時に木村さんの三女、昌子さんと結婚した。すぐにJR長崎駅前に支店を持たされた。すし職人として生きるつもりだった本多さんは当時、うどん屋になることに抵抗があったという。しかし、見よう見まねで必死に仕事をし、味を受け継いだ。「今はうどん屋でよかったと思う。うどんは大衆的だから、こうやってみんなに親しまれた」

 9年前に昌子さんを亡くし、だ…

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